事前に知っていれば、だいたいのことは「何とかなる」
なんとも心強いお言葉ではありませんか。
介護で苦労なさっている方も、これを読めば”目からうろこ” 救われることがたくさんあると思われます。
最近、母の好奇心が低空飛行というか、ほとんどゼロに近づいてきて、これはヤバイんじゃないかと危惧していたところに、この本と出会い・・・
いやはや、ものすごく分かりやすく、傾向把握と対策もしっかりできます。長谷川嘉哉先生、ありがとうございます<m(__)m>
私自身、認知症になることが人生の敗北であるような表記が多いのには、疑問を呈しております。ただ母親と二人暮らしで平穏無事に過ごしていくために、できれば「ボケ」はなるべく遠ざけておきたいというのが本音であります。
長谷川先生の語り口は、とても穏やかな分、一層説得力があり、カラテカ・矢部太郎さんのほのぼのイラストと相まって、心に深く染み入ってきます。
呆け方も介護も、どちらも上手に。人生100年時代に必携の、素晴らしいエッセイです。