ホストが三十一文字に込める本音の数々「ホスト万葉集」

一生に一度でいいから《ホストクラブ》なるところへ行ってみたいと思っているのですが。まあ、こんなオバサンが行っても、適度にあしらわれるだけで、単なる無駄遣いに終わりそうな気は、十分しております。それでも、

”イケメンに囲まれてちやほやされる図”

というのは、想像するだけで若返るような気分になれるのです。バカですねぇ。

リクルート時代、求人広告を作っていた私は、コピーライティングが主な仕事で、「13文字 X 7行」でボディコピーを3つ書いて、それぞれに8文字くらいのタイトルをつけて。などという職人技のような文章作りをせっせとしておりました。

その反動か、俳句とか短歌を書け、と言われると「イヤダ~~~」と拒否反応を起こしてしまうのです。でも読むのは大好き。特にこのようなブログを書いていると、1冊あたりに印刷されている文字量が明らかに少ないこの本は、非常にありがたいボリュームでした(←まさしく本音)

俵万智さんの「サラダ記念日」はあまりに有名ですが、彼女も編者に加わっているこの「ホスト万葉集」、セレクトされた作品集だけに、クオリティもなかなかのものです。

かなり以前に林真理子さんが YouTube で紹介されていた本で、やっと読了できました。

今は閑古鳥が啼いているどころか、営業を止められているんでしょうかね。早く夜の街にも活気が戻るように、とりあえず、ワクチンを打ってもらって、コロナ払いをしておこうと思います。