子は親を救うために「心の病」になる 精神科医が書いた名著です
親の生き方が、子を苦しめている 子供にとって親は神的全能な存在。だから例えば毒親でも未熟な親でも「自分は役に立っているか」「必要とされているか」と子供たちは健気に親の期待に応えようとする。精神医学の入門書として多くの方に読んでほしい一冊です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
親の生き方が、子を苦しめている 子供にとって親は神的全能な存在。だから例えば毒親でも未熟な親でも「自分は役に立っているか」「必要とされているか」と子供たちは健気に親の期待に応えようとする。精神医学の入門書として多くの方に読んでほしい一冊です。
家造り、庭造りの八人の職人が語る「日本文化」の粋さ奥深さ。今は積み木ブロックとパネルの組み合わせで、お手軽に住宅が出来上がっていきます。それはそれで「経済第一」という思想には合致しているのでしょうが、果たしてそれでいいのか。読んで考えてみてください。
来週、東日本大震災から12年になります。阪神淡路大震災はもう28年も経つんですね。記憶どころか全く知らない若者が大勢いるのもうなずけます。だからこそ、この本はできれば若者に読んでほしい。PTSD という専門用語を普通に流通する言葉にした、心のケアになる本です。
北海道砂川市のいわた書店が巻き起こした「一万円選書ブーム」。その誕生秘話を描いた岩田店長の自著のご紹介。そして、最近少しずつ、若い書店長が個性的な本屋さんをオープンしているという嬉しいニュースを知り、古賀詩穂子さんに会いに行ったお話も載せました。
「幸せという花は、どんな場所にも咲かせることができる」かつて住んでいた家も美しかった庭も、手入れされずに荒れ放題。認知症になった祖母に代わって《再生》を模索する主人公・真芽。厳しい現実の先をやさしく照らす、心に沁みる感動作です。
その階段を下りると、希望の扉が待っている。駅前の寂れた通りの地下にあるスナック。そこのオーナー兼ママは身長2mを超えるマッチョなオカマ。客の顔ぶれも個性的で、二癖も三癖もありそうな面々ばかり。さあ、読みたくなってきましたね。
旅行目的地ランキングで不動の1位を獲得し続けている「パリ」。誰もが憧れるフランスの首都で、おしゃれなおじさんを見つけては、片っ端からインタビューしまくって作られたこの本は、味のあるイラストと共に、目も心も癒してくれます。
死とは生とは、真剣なテーマが懇切丁寧に書かれた、岩田店長推薦の良書です。最愛の叔父の訃報に接し、人それぞれの家族との接し方・築き方を考えさせられました。非常にプライベートなブログになっております。すみません。
落語家が書いたボクシング青春小説。1冊で2倍・3倍楽しめます。岩田店長も推してます。ストレス解消したい方、ぜひ、お手にとってみてくださいね。
水俣病問題のバイブル・苦海浄土 全三部。これは厚さ6cm以上という、読むのにハードルが高い本です。一方、「ふたり」は皇室のデリケートな立場を表した好書。どちらも良質のノンフィクションです。