「安閑園の食卓」に胃袋をつかまれる
世にグルメ本は数あれど、これほど強く胃袋をわしづかみにされる名著には、なかなかお目にかかれるものではありません。台湾のご出身でありながら、これだけ流暢に日本語の本をお書きになるのだから、料理の才能だけでなく、言葉の才能にも恵まれた方なのでしょう。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
世にグルメ本は数あれど、これほど強く胃袋をわしづかみにされる名著には、なかなかお目にかかれるものではありません。台湾のご出身でありながら、これだけ流暢に日本語の本をお書きになるのだから、料理の才能だけでなく、言葉の才能にも恵まれた方なのでしょう。
鳥人間コンテストに夢をかけて全力で取り組む学生たち。中でもパイロットを目指すヒロインのアスリート魂が、熱い共感を呼びます。「きっと世界で一番、わたしは飛びたいと願っている」 爽快な感動作です。
世界で活躍するプロパフォーマーが書いたアイデンティティを巡る長い旅の物語。「たけしの誰でもピカソ」に出演経験もあるので、著者をご存知の方がいらっしゃるかもしれません。非常に示唆に富んだ内容の本でした。
「えんとつ町のプペル」は絵本として大成功したけれども、それは西野氏の夢の布石に過ぎなかった。彼の壮大な夢とは? いろいろお騒がせな芸人として見られている氏は、とてつもなくデッカイことを考えています。
全国の書店員が選んだ感動作、という触れ込みに魅かれて、手に取りました。がん宣告を受けた「彼」と彼を支える「家族」の物語です。
サントリーの二代目名物社長・佐治敬三と無頼派作家・開高健について、二人の密接な結びつきとそれぞれの破天荒な天才ぶりが見事に描かれた評伝。このブログより、本をぜひ手に取ってください。
死とは生とは、真剣なテーマが懇切丁寧に書かれた、岩田店長推薦の良書です。最愛の叔父の訃報に接し、人それぞれの家族との接し方・築き方を考えさせられました。非常にプライベートなブログになっております。すみません。
普通とか常識とかが分からなくなったら、ぜひこの本を手に取ってみてください。世の中の人はみんなそれぞれ《いろいろ》で、違っていて当たり前ということが、よ~く伝わってきます。
邱氏のエッセイで一番人気のシリーズ。名作です。その食へのこだわりは秀逸で、中国料理の奥の深さに感じ入ってしまいます。それと併記して私の今日の職場での出来事を綴りました。すみません。半分グチですが、多分笑えると思うので、お読みいただければ幸甚です。
林真理子さんのエッセイによれば、キオスクの雑誌を平然と立ち読みする太い神経の持ち主が奥谷さんだそうです。破天荒ぶりは、林さんのエッセイや「最高のオバハン」の原作でご確認を。そして、ご本人のご著書で、独特の見解に触れてみてください。