私のショートカット思考
語学に王道なし! は私の金言。これだけ覚えれば大丈夫、などという文言をよく見かけますが、ちゃんとコミュニケーションを取れる語学力を身につけるには、地道な努力しかないと実感しています。そんな私の「ショートカット思考」って?
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
語学に王道なし! は私の金言。これだけ覚えれば大丈夫、などという文言をよく見かけますが、ちゃんとコミュニケーションを取れる語学力を身につけるには、地道な努力しかないと実感しています。そんな私の「ショートカット思考」って?
旅行記とかエッセイとか、そんな軟弱なジャンルで一括りにしたくない、なんとも贅沢な本です。なにしろ大笑いできて、しかもよく読めば、勉強になるネタがゴロゴロ転がっています。一流の場所で働く方々は、不断の努力を惜しまない。これ、永遠の真実です。
加害者になる前に被害者だった少年たち。うれしいもかなしいもわからない、乾ききった心。社会性涵養プログラムにより、詩が心の扉を開いていく。人は人の輪の中で育つのだ。一人残らず「みんな」変われる。なんて素晴らしい教室でしょう。実話は強いです。
震災から12年。東北を取材し続けてきた朝日新聞記者でルポライターの三浦英之さんが初めて知ったのは「東日本大震災での外国人犠牲者数を誰も把握していない」という事実。時の流れが速すぎる国・ニッポンは本当に豊かな国なのでしょうか。
生と死を見つめ続けてきたノンフィクション作家の初のエッセイ&ルポタージュ作品集。力作ばかりを発表なさってきた著者の原点がここに集約されています。家族・病・看取り・移民・宗教。重厚なテーマが並ぶ佐々涼子さんの人生を堪能できる1冊です。
米英の勝手な都合で生まれたイスラエルとパレスチナの根深い大問題。「現代の強制収容所」と呼ばれる悲惨な状況を《我関せず》とすましていることの無関心という【罪】。数多の現実を突き付けてくる、重い重い良書です。
大阪生まれの作家でいらっしゃるので、エッセイになると関西弁の出現度が多く、日本語に関しては関西弁がネイティブの私には、分かりやすさが倍倍的にアップ。面白さも相まって、とても充実した読書タイムを楽しめました。男たちに読ませたい!です。
オバマケアはスーパーリッチがアメリカ医療を打ち出の小槌にするための壮大な仕掛けだった。一言にまとめると、そういうことになるんでしょうか。ヒラリーさんが日本の保険制度を絶賛しながら、わが国にも導入したいけど絶対ムリとおっしゃってましたもんね。
イラストレーターとして名高い沢野ひとしさんですが、文章力も素晴らしい。なんというか、一刀両断的な断じぶりが爽快で、はやりの断捨離にターボチャージャーをかけてくれる感じ? 「片付け」という和語が妙にしっくりくるんです。
ネイチャーフォトグラファーに憧れ、目標になる人物を見つけて異国まで逢いに行き、着実に夢を叶えていく行程。もちろん平板ではありませんが、ここまで幸運を引き寄せる磁力を持っているということは、きっと魅力溢れる方なのでしょうね。大竹英洋さん。ぜひお会いしてみたいです。