昨日、届きました、「日本語教育能力検定試験」の結果通知。無事合格していたことをご報告させていただきます。
近年ニーズが高まっている「日本語講師」になれる資格として、一番取り組みやすい方法。それがこの試験に合格することです。私は良い先生と良き仲間に恵まれ、難関を突破することができました。
プロの日本語教師として日本語を教えるためには、一般的に次の3つの要件のうち、1つを満たしていることが必要だと考えられています。
①大学で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し、卒業していること。
②日本語教育養成講座において、420時間以上の教育を受けていること。
③日本語教育能力検定試験に合格していること。
①は丸2年大学院に通う必要があります。②は専門学校に行くための費用が、およそ50万円と言われています。③は一番廉価ですが、試験はかなり難しいので、相当の努力がいります。
私はこの1年、受験生の時もかくありなん?と思われるくらい、ハードな勉強をしました。現代人は文章を書くのに、パソコンや携帯のメールを使うことがほとんどになっていますが、この試験には「記述」もあります。簡単な漢字が出てこない(歳のせい?)ことも多くなり、文字を書く習慣を復活させるところから始めました。日本語の試験ですから、「正しい日本語」を身につける努力が必要です。NHKと民放のニュースを聴き比べること、新聞を欠かさず読むこと、そして大好きな本をたくさん読むことなど、多くのの課題を自分に課しました。
受験のために参考になった書籍なども、今後、徐々にご紹介していこうと思っています。日本で暮らす外国人が増える中、国家資格に昇格する可能性の高い注目の資格試験に合格できたことは、私にとって今年一番のニュースであり、誉です。
周りの皆様には、温かく見守ってくださったことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました!