着物を着よう推進委員

後ろ姿で失礼します。

ブログのタイトルから逸れた、私的な趣味というか、信条と言いますか。。。日本の伝統文化を守る一環として、着物を着よう運動を推進しています。そんな運動、どこにあるの? いえいえ、私がひとりで勝手にやっていることでありまして・・・ 

そもそもは、せっかく持っている振袖を、生涯ただ一度しか着ていないことが理由でした。これを今の年齢で着るのは、さすがにハズカシイ。でもドイツでだったら着られるんじゃないかと。ただし、着付けをしてくれる人を連れていくような、そんなゆとりはないし。

そんなこんなで、とにかく着付けを習い始めました。でも着物の着方って、やっぱり繰り返さないと忘れてしまいます。着物は他にも持っているし、なんとか着るチャンスを見つけては、自分で着付けて出かけよう。。。

そんなことをつらつら考えながら、日々を過ごしております。昔、ドイツ語の知識を生かせる仕事として、音楽関係の職に就いていたことがあり、音楽家の友人が、少なからずおりまして。彼らの演奏会があると、これ幸いと着物を着て出かけるのです。少し贅沢なお食事の時とか、夏の暑い時には、せめて浴衣をなどなど、日々?精進しております。

ドイツ語の生徒さんの中には声楽家の方もいらっしゃって、彼のリサイタルなんて、絶好の着物チャンスです。また、ミーハーなので、今年は辻井伸行君が出演するコンサートにも、やはり着物で行きました。

で、今年、ある呉服屋さんとの素敵な出会いがありました。着物を広めるために、着る機会をクリエイトされている、とても良心的な着物屋さんです。

昨夜はその着物屋さんが主催のクリスマスディナーパーティーがございまして。もちろんドレスコードは着物。それで、冒頭のお見苦しい写真となったわけです。

ネイル、見えますか?

参加条件にはさらに2つあって、1000円くらいのプレゼントを持参すること、そして、クリスマスコーディネイトを何か取り入れること、というもの。で、私は生まれて初めてネイルアート(ジェルネイル)に挑戦しました。この写真では少し分かりにくいですが、上品なピンクのグラデーションになっていて、小指だけ、雪の結晶とキラキラが入っています。

ホントはもっと思いっきりクリスマスネイルにしたかったのですが、私の行ったお店がベラボウに高かったのです! 日本語のことでお世話になっている方がいて、彼女は常に豪華なネイルをされているのですが、「予算はだいたい4000円」とおっしゃる。まあ、常連さんなので、スペシャルプライスだろうとは思いましたが、私も6000円、せいぜい8000円くらいなら、と想像しておりました。

そしたら、なんと、このシンプルなネイルでおよそ1万2000円! 入店前にサンプルと値段を見て、はっきり青ざめました。急だったので、予約がとれなかったこともあり、確認せずにアポを入れたのが失敗でしたね。財布と相談し、「とにかく予算がここまでなの」とネイリストに訴え、慎ましやかな仕上がりに相成りました。

救いなのは、このジェルネイルがもっている間に、あと、忘年会と新年会があるということ。デザインが無難なので、どこにでも合わせられます。話題も豊富にありますし(それって私のグチっていうこと?!)

着物の話から、ネイルの話に移ってしまいました。とにかく、着物を着る機会をこれからも増やして、そんな話題も、綴っていければと考えております。