今、体重がヤバイです。服がどんどん入らなくなってきました。昔、うつ状態になった時に似ています。何もやる気がなくなり、自分の存在価値が分からず、ひたすら「死にたい」と思い悩んでいた頃。身体を動かしていないのに、普通に食欲だけはあり、身体が徐々に”膨らんで”いったのです。
今は自殺念慮はありません。意欲もまあまああります。問題は運動不足と食べる量の反比例で、これはもう、怠惰な生活と旺盛な食欲を見直すしかないですね。私事ですみません。
写真の「ツレがうつになりまして」はコミックです。堺雅人＆宮崎あおいコンビで映画にもなりましたね。うつ病の発症や症状などがとても分かりやすく描かれており、同時に愛情も実感できます。
将棋棋士の先崎学氏の「うつ病九段」は、もっと戦闘的な、うつ病に真っ向から挑んでいく話で（写真がなくてごめんなさい）コミックのほのぼの感とはうってかわって、とてもハラハラさせられました。疲れ切った脳を休ませないといけないのがうつ病なのに、手を読んで読んで読みまくって頭を使う詰将棋を自分に課す。なんともストイックで、精神科医の先崎氏の兄がオロオロしていて、うつ病の荒療治法を読んでいる気分でした。
コミックの解説を野村総一郎先生が書いていらっしゃったので、このＰＨＰ新書もピックアップしておきます。小難しいタイトルですが、中身は柔らかいです。「うつ病九段」の方が怖いくらいです。この「『心の悩み』の精神医学」にもうつ病が取り上げられていますが、鬱ってほんとに難しい病気ですね。
コロナ鬱という病気もあるようで、気をつけていただきたいです。
頑張りすぎない。頑張って「休む」。が、うつにならないコツのようです。スローライフ、なかなか心掛けるのは難しいですが、一番いいのは、昔に帰ることかもしれませんね。