「汝、星のごとく」2023・本屋大賞受賞作は王道の恋愛小説です
瀬戸内の島で出会った二人の高校生が、惹かれ合い、愛し合い、翻弄され。表紙のビーズとスパンコールと、他もろもろのキラキラしたものが、儚げで愛おしく見えるように、二人の恋愛も芸術作品さながらの切ない美しさで魅了されます。必読です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
瀬戸内の島で出会った二人の高校生が、惹かれ合い、愛し合い、翻弄され。表紙のビーズとスパンコールと、他もろもろのキラキラしたものが、儚げで愛おしく見えるように、二人の恋愛も芸術作品さながらの切ない美しさで魅了されます。必読です。
マンションの屋上庭園の奥にある「縁切り神社」。そこを訪れる生きづらさを抱えた人たちと統理、百音、路有との絶妙のやりとり。人間関係は複雑なのに、ノリノリで読める好本です。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴湖と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。。。名作です!
愛ではない。けれどそばにいたい。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。栄えある本屋大賞受賞作です。