塩田武士一覧

塩田武士が描く将棋の世界

将棋の世界は奥が深くて、はまると溺れそうですが、この2作品は「笑えます」。著者はきっと楽しんで書いていたんだろうなという想像がたやすく出来るくらい面白い。真田信繁と林鋭生。どちらも魅力たっぷりです。

塩田武士氏のリアリティ

日本の戦後最大未解決事件「グリコ・森永事件」を根底に描かれた、圧倒的リアリティで迫る傑作「罪の声」。そして塩田氏の元新聞記者という身分が、現代の情報の怖さ・脆さを巧みに描いた「歪んだ波紋」。どちらも読ませます。