第168回 直木賞受賞作「しろがねの葉」世界遺産-石見銀山が舞台の重厚な物語
戦国末期、シルバーラッシュの石見銀山。今や世界遺産の観光名所ですが、銀堀たちが寿命を全うできず命を落としていった、暗い歴史の舞台でもあります。主人公ウメは女だてらに銀堀に魅せられた勝気な女性。読み始めると、彼女から目が離せなくなるでしょう。
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戦国末期、シルバーラッシュの石見銀山。今や世界遺産の観光名所ですが、銀堀たちが寿命を全うできず命を落としていった、暗い歴史の舞台でもあります。主人公ウメは女だてらに銀堀に魅せられた勝気な女性。読み始めると、彼女から目が離せなくなるでしょう。
「不夜城」のイメージの強い著者が、くつがえしてくれました。人間と犬。その結びつきは太古からであると、歴史書にも触れられています。犬好きの方は絶対はまります。犬の苦手な方も、ぜひお試しあれ。