「お探し物は図書室まで」。人生に疑問が湧いたら、読んでみてください。
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? とっても聞き上手な司書さんがいる図書室。いい設定ですね。そう、本は多くのことを教えてくれます。このブログも「あの本、読んで良かった!」と喜んでもらえるような選書になるよう、読書に励みます。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? とっても聞き上手な司書さんがいる図書室。いい設定ですね。そう、本は多くのことを教えてくれます。このブログも「あの本、読んで良かった!」と喜んでもらえるような選書になるよう、読書に励みます。
面白そうだけどなんだか難しそう・・・な科学のオハナシを懇切丁寧な大人向けの読みものにしてくださった小川洋子さんに感謝。ジャンルやその分野のオーソリティのセレクトもお見事。楽しく読めて、地球にも優しくなれそう。
留学したアメリカで孤独な境遇に悩む主人公。真面目ゆえに陥る負のスパイラルから救い出してくれたのは、サード・キッチンの仲間との出会いでした。さてどんな食堂か。それは読んでのお楽しみ。勇気を出すことの大切さ、努力は必ず報われると信じられる、素敵な物語です。
「自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言」という副題がついている本書。認知症の本質は「今までの暮らしができなくなること」だといいます。啓蒙活動が必要だと、改めて考えさせる1冊です。
以前のブログ(タイトル「シェルパ斉藤の世界 職業と名前」)でドイツ人の苗字には職業がそのまま姓という事情を綴りましたが、今回はちょっと面白い例のご紹介です。写真をヒントに想像してみてください。
大江健三郎との対話と長崎大学の講演が収録された、貴重な遺作です。「負け続けてもいい。自分の意思を持ち続けろ!」と語り続けた立花隆さん。生前に生のお声を拝聴したかったと、今更ながら悔やまれます。
ある住宅地に暮らす人々の目線で進む群像劇。登場人物の書き分けが絶妙で、さすが芥川賞作家、名人だなあと感じ入りました。読書の秋に、読後感があったかい名品をどうぞ。
奇妙な遺言状を巡って、オカネ好きの敏腕女性弁護士が活躍する、わくわくドキドキのミステリー。脱線して、私が昔たずさわった生保の営業についても綴っています。麗子という名前には、強烈なキャラが宿るようです。
副題《出生前診断の誤診で生まれた子》。ダウン症の子どもは生まれてきてはいけないのか。羊水検査を受けられるというのは、果たして幸か不幸か。様々なことを考えさせる奥深い本です。トリアージとからめて綴りました。
今、話題の林真理子さんの「小説8050(ハチマルゴーマル)」を読み終えました。現代社会の問題点をついた力作です。林さんの新たな代表作と言えるでしょう。オススメです。