夢は勝沼ワインセラー巡り「5本のワインの物語」が素敵でした。

在独中、ブルゴーニュのワインセラー巡りをしたことがあります。フランスの2大ワイン産地のひとつ。

でも私の好みのワインは、もうひとつの代表的産地・ボルドーのワインで、タンニン・オブ・ザ・タンニンと言いたくなるような、フルボディの赤ワインに目がありません。ボルドーのワインセラー巡りは、私の長年の夢でした。

だけど、夢を変えます。勝沼、イイです。行きたいです。もう、めっちゃ、サイコーです。私の夢は「勝沼ワインセラー巡り」、公言します。絶対、実現したい!!!

いやあ、ワイン造りって、こんなにも奥が深いものなのですね。自然の恵み、天候、収穫は1年に1度こっきり。

そんな博打に近い(なんて言ったら怒られそうですが)ものが、化学的なバックグラウンドを膨大に背負って、職人的な技や勘や、世知辛い要素まで加わって、造り出されている。ロマンですね~。

著者でありワイン醸造家である安蔵光弘さんのお人柄と熱意、奥様・正子さんへの愛情など「5本のワインの物語」には、国産ワインがなぜ素晴らしいかが克明に綴られていて、飲んだこともないのに、万力ルージュの虜になってしまいました。

山梨へ出かける前に、映画を2本観なければ。「ウスケボーイズ」と「シグナチャー」。やりたいことが山ほどある欲張りな私ですが、トゥードゥーリストの上位に入れておきます。

蘊蓄をやたら語るワイン好きに閉口させられましたが、これだけ奥が深いと、自分が勉強したことをひけらかしたくなる気持ちも理解できますね。でも、私は能書きよりも、ただじっくり味わいたいです。呑み助ですみません。

「好き」から興味が湧き、勉学への意欲に結び付く。これは、日本語学習者を見ていると、実感できます。ま、私のドイツ語好きもそうなんですけどね。

ワインにハマると、後が大変かなあ。借金とかアル中とか、ヤバそうなことに気をつけて、楽しんで呑みます。

勝沼の皆さん、待っててくださいね~♡