ロンドンのFOCUS E15運動を小説化。自分たち自身でやろう!

堤未果さんのショックドクトリンに関する講演を聞いたり、ご著書を拝読したりして、世界が「超金持ち優遇」に傾斜している現実を知りました。

ジョージ・オーウェルの「一九八四年」を読みながら、怖くて怖くて、でもこれが現実社会で起きつつあるんだと思うと、目を逸らさず完読しようと、忍耐力で読み終えました。

ロンドン、イギリスでそれらの端緒が見え、これに歯向かう【市民たち】のムーブメント、それが FOCUS E15運動です。(合ってる?)

そして、その運動内容やなぜそんな事態が起きたか、どうすればバカな政府を軌道修正に向かわせる原動力となるかを、見事に小説化してくださったのが、ブレイディみかこさんです。

「リスペクト」面白かった!!!

貧困層が本当に困り、苦しんでいる現実は、今の日本でも切実。

特に昨今の物価上昇は、「他人事ではないぞ」と、多くの人々に意識改革をもたらしているように思います。

東京五輪が終わり、最近、小池百合子都知事の動きが妙に気になります。

諦めず、我慢せず、アクションを起こすことの大切さを物語ってくれているこの本を、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っております。