便乗値上げに騙されず、本当の価格を知るために「安ければ、それでいいのか!?」

以前ご紹介した「安いニッポン」ー価格が示す停滞 で、少し脅すようなことを書きましたが、いやいや、あれでは手ぬるかった、と、ちょっと反省させられております。

この「安ければ、それでいいのか!?」。低価格を追い求めることで、私たちは己の寿命を縮めているらしきことが、とてもリアルに伝わってきます。

輸入野菜に含まれている残留農薬や、加工食品の添加物類。

牛に投与されている成長ホルモンのことをご存じでしょうか? アメリカの酪農家は牛を速く成長させるため、発がん性が問題となっている合成ホルモンを使っています。その肉を食べた少年の胸が膨らんできた、というおぞましい例も報告されていて、ヨーロッパは無理やり成長促進された食肉の輸入を禁止しました。

マクドナルドや吉野家の商品価格が一時期、異常に安かったのは、このような食材を使ってコストダウンを図っているからなのです。

食べ物には真っ当な値段がある。安さや手軽さ、便利さを追求すれば、健康被害につながると肝に銘じましょう。

そして、昨日偶々 Yahoo News で見つけたのは、マイクロプラスチックの記事。「ヒト血液からプラスチック粒子、初検出。呼吸からも侵入」というタイトルで、雑誌 Forbes で取り上げられています。

プラスチックを追い出そう」でナノプラスチックの不気味さをイメージしましたが、現実問題として、私たちの身に降りかかってきていることが、検証されているのです。

今朝はアメリカが台湾に歩み寄りの姿勢を顕著に見せて、中国が暗躍を始めたというニュースが、朝日新聞の一面でした。台湾人も神経質になっているようです。習近平はプーチンとは違うと思いたい。ウクライナの二の舞にならないよう心から切望しております。