Book一覧

頑固おやじの反省記「妻の終活」坂井希久子

パートナーが余命一年と宣告されたら、ジタバタするのは女性より男性の方? 仕事一筋で家庭を顧みない世代は、私の年齢あたりまでと推測しています。「私が死んだらこの人は生きていけるのか?」という問いは団塊の世代の男性には厳しいのでは?

本屋さんとの出会い。少しずつ個性的な書店もオープンしているようです。

北海道砂川市のいわた書店が巻き起こした「一万円選書ブーム」。その誕生秘話を描いた岩田店長の自著のご紹介。そして、最近少しずつ、若い書店長が個性的な本屋さんをオープンしているという嬉しいニュースを知り、古賀詩穂子さんに会いに行ったお話も載せました。

メンタルを強くする食習慣 飯塚クリニック院長による健康志向の方への好指南書

メディカルストレスケア。現代病とも言える「だるい、やる気が出ない、イライラする、落ち着かない、心が空虚、眠れない・・・」というようなメンタル疾患。慢性的な不調を食生活の見直しやサプリメントで改善させる名医の著書です。読んで損はないはず。

大宅壮一先生の足跡をなぞってみました。

ジャーナリストとして、ノンフィクションライターとして、あまりに偉大な存在の大宅壮一氏。でも振り返ると、ご本人のご著書を読んだことがない!!! これはいかんと年末に探して、立派な装丁の本をお正月に押し頂いて読みました。

ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記絵本が素敵です。

絵本は時に雄弁です。文)デビー・リヴィ、絵)エリザベス・バドリー、訳)さくまゆみこ。ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記が世の女性たちを応援し、マッチョマンに先入観を改めるよう促します。あきらめない正義感、敬愛してやまないヒトです。

島田雅彦氏の暴走全開小説「パンとサーカス」

CIA就活生が日米両政府を巧みに欺く、世直し? テロリズム? 危ない綱渡り(サーカス)が展開される、かなりヘヴィな物語です。内容だけでなく本自体も分厚くて読み応え充分。「罪と罰」「戦争と平和」に並ぶ古典に列挙される名作? ご自分でお確かめください。

故きを温ねて美味を追求する

料理本や雑誌は、世に氾濫しておりますが、この2冊「料理歳時記」「聡明な女は料理がうまい」は、美味しそうな写真は1枚も掲載されていないのに、私の唾液腺を刺激してやまない、とびきりの良書です。キッチンのバイブルに推薦します。

戦争なのにホンワカ。絵本「そらいろ男爵」

絵本の世界は、わかりやすくて、心あたたまる作品が目白押し。戦争だって、こんなユーモアいっぱいに表現できてしまうのです。子供だけに楽しませるなんて、もったいない。大人も堂々と読みましょう。絵も文も翻訳も、みんな素敵でした。

「軍事費拡大のための増税」という岸田総理の発言に、日本の今後を占う1冊

米中関係に精通するジャーナリストが5人のエキスパートと激論し、現状のウクライナ・ロシアの戦争だけでなく、台湾有事、帝国主義の台頭など、憂慮すべき問題を分かりやすく解説してくださっています。中国が台湾に侵攻できないよう、市民レベルでできることは?