地球が危ない!
その危機をたった一人で訴え続け、いつしか大きなムーブメントに育て上げていった少女・グレタさん。
彼女のドキュメンタリー映画が10月22日に公開されます。タイトルは「グレタ ひとりぼっちの挑戦」万障繰り合わせても観に行こうと思っています。
過日、BS朝日のSDGsスペシャルで「グレタ・トゥーンベリ 気候変動の最前線をゆく」を観ましたが、このような番組をもっと多くの方に観てもらえるよう、告知で大きく取り上げてほしかったと、今更ながら思います。
彼女の過激な発言ばかりが取り沙汰され、とりわけ富裕層から強いバッシングを受けているグレタさんですが、報道の仕方にも問題があるようです。
人は真実をつかれると、強く反発する傾向があります。特に自分が虚偽や虚飾の上にあることを指摘された時、かぶっていたネコをはがされないように、全力で守ろうとします。
富や権力を独占し、環境破壊行動を顧みない富豪たちは、自分達の過失の巨大さに本当に気づいていないのでしょうか。それとも罪の大きさに怖れをなし、だんまりを決め込むつもりなのでしょうか。
これほど世界中で異常気象が勃発しているのに、自分の財産だけは安全だと過信しているのなら、歴史上なかった災いが襲ってくるような気がします。新型コロナウイルスもそのひとつでしょう。
豪雨や洪水がより貧しい人達に災いしている現状は、非常に心苦しいです。財力・権力のある一部の特権階級の人達に思い知らせる良い方法が、何かあればよいのですが。
彼女の純粋な《地球の将来を憂う想い》に応えられるよう、今日は「グレタ たったひとりのストライキ」を再読しようと思います。