ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
レイシスト増大阻止。この「親子の成長物語」には、あらゆる差別意識に対する”傾向と対策”がつまっています。パンクな母親と冷静な息子。自分の子供がこんな風に育つのだったら、子供を産んでおくのだったと、後悔することしきりです。
レイシスト増大阻止。この「親子の成長物語」には、あらゆる差別意識に対する”傾向と対策”がつまっています。パンクな母親と冷静な息子。自分の子供がこんな風に育つのだったら、子供を産んでおくのだったと、後悔することしきりです。
児童精神科医である著者・宮口幸治氏は多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いることに気づきます。ケーキを等分に切ることすらできない「境界知能の人々」を救う超実践的なメソッドが、この本では紹介されています。
新型コロナウイルスの蔓延による1100万都市のロックダウン。その封鎖下で一人の女性作家が書き始めた実情を訴える日記が「億単位」の読者を励まし続けた。その魂の記録です。
2020年9月20日の天声人語で、お気に入りのレストランに「今」行きましょう、という呼びかけがありました。父が誤嚥性肺炎で入院しているため、残念ながら応えることができません。
ドイチェスエック(ドイツの角っこ)があるコブレンツ。ライン川とモーゼル川が合流するこの場所は、ドイツ人にとっても憧れの訪問地です。
林真理子さんの動画配信チャンネル「マリコ書房」で紹介されていた本の、同じ著者による作品を読みました。推薦図書は既に貸し出し中だったのです。でもこれも”当り”。敗者復活戦の物語、じんわり心に沁みます。
日本の戦後最大未解決事件「グリコ・森永事件」を根底に描かれた、圧倒的リアリティで迫る傑作「罪の声」。そして塩田氏の元新聞記者という身分が、現代の情報の怖さ・脆さを巧みに描いた「歪んだ波紋」。どちらも読ませます。
村上春樹氏のTシャツコレクションの写真がふんだんに掲載された著書「村上T」。その中で氏がアイスランドをお気に入りとのことで、私の彼の地の滞在エピソードを踏まえ、氏は美食家だろうかということを少し考えてみました。
世界遺産の域内にはエレベーター設置が禁止されているという事実。写真の風景も階段と梯子を登って、やっとたどり着いたご褒美の景観でした。どうしようもない時は人に頼る。コロナ禍で大変な時ですが、人とのつながりを大切にしたいものです。
農業を取り扱った小説は、以前紹介した篠田節子さんの「女たちのジハード」に一部分ありましたが、このストロベリーライフは、ほぼ全面「アグリカルチャー」。かなり取材の実体験が伺える、リアルで楽しいストーリーです。