「熱源」と文化相対主義

自分の考えを押し付ける。これが大きくなると、自文化の押し売りやエスノセントリズムにつながり、現代の風潮である「経済第一主義」となる。そしてこれがコロナ禍を世界的に広めてしまった元凶ではないか。熱源を読みながら、壮大なことに思い至りました。。。

ウィルスがはびこるパニック小説

世間では小松左京氏の「復活の日」が再び脚光を浴びているようですが、こちらの作品にもご注目ください。2枚のマスク配布やPCR検査の不徹底など、行政の硬直ぶりの理由がよく分かる良作です。

ドイツのパン!

鈴鹿にある ehrlich エアリッヒというドイツパンのお店。柔らかい日本のパンと違って、噛み応えのある BROT は小麦の味がしっかりする、ヘルシー感あふれるパンです。

ロボットに魂は宿るのか

機械やモノにも感情移入してしまう私は、運転する時にも車に話しかけ、プリンターにもよく働いてくれてありがとうとお礼を言います。ドイツに居た頃は、コピー機を直すゴッドハンドと呼ばれていたことも。

最後の晩餐ならぬ最後のおやつ

最後の食事ではなく、おやつ、というところが、小川糸さんらしい。終末医療を温かいタッチで描いた「ライオンのおやつ」は、おなかいっぱいでも涎が出そうな、でも涙もいっぱい出る本です。