「スタートラインに続く日々」今村彩子著 エネルギッシュな方ですね。
日本中のためらう人のために撮ったという映画「スタートライン」。監督でこの本「スタートラインに続く日々」の著者でもある今村彩子さんは生まれつきのろう者です。その苦労話は聞こえないからよりも、そのことへの勘違い同情による誤解の方が多そうで。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
日本中のためらう人のために撮ったという映画「スタートライン」。監督でこの本「スタートラインに続く日々」の著者でもある今村彩子さんは生まれつきのろう者です。その苦労話は聞こえないからよりも、そのことへの勘違い同情による誤解の方が多そうで。
言葉を理解し、人間と会話もできるゴリラ・ローズ。小説だからこその設定ですが、夫が殺されて裁判を起こし・・・いやはや、その奇抜な発想力、ステキです! 人種問題など奥深いテーマが隠され、読み応え充分のエンタメです。
昭和を駆け抜けた波瀾万丈な母の生き様を、ゴーカイに書ききった娘・ヤマザキマリさん。普通に聴いていたら、え、何それ、ホント? マジ? みたいな母親のエピソードが、実話だというのですから、面白くないわけがありません。
還暦に近づいておりますが、未だに結婚したことがなく、妊娠・出産はもう叶わぬ夢となりました。でも、結婚は「まだ出来る」と思っております。今回のブログは、私がなぜ今でも独身でいるかのエピソード仕立てとなっております。
「これ、いるの?」とお互い思えど、言い出せず・・・ 仕事が違えば、性格も趣味も違う、一回り以上歳の離れた夫婦が、順繰りで綴るエッセイ。コロナ禍の京都でのほのぼのとした暮らしの記録です。楽しめます!
月収60万円、ホテル暮らしの15歳少女。求めるのは息のしやすい場所。そんなセンセーショナルな帯が目を引く美しい装丁の本。あなたの子は大丈夫ですか? という問いは、ティーンエイジャーの子を持つ親には、怖い問いかけでしょうね。
卵子バンクや精子バンク。欲しくても子供ができない様々な理由があり、それを救う技術がある。だが、人道的にどうなのか。よく、ドロドロなドラマで近親相姦などが出てくることもありますが、AID にはしかるべき法整備と授かる側の覚悟が必要です。
井出氏が国際ロマンス詐欺の罠におち、大金を奪われた事実は、2022年1月23日にNHK・BS1スペシャルで放送されました。また、ご自身が漫画家でいらっしゃるので、マンガ化もされています。これは書き下ろしの本。詐欺師のやり口を知りたい方に。
ザ・リッツ・カールトン京都に水暉という日本料理のお店があることも、三重県尾鷲市のあけぼの寿司という存在も、なあんにも知らず、寿司マエストロという偉大な人物に逢えずじまいだったことに、ただただ「口惜しい」。お母様の愛をお読みください。