「パリのすてきなおじさん」洒脱な絵と含蓄のある文章が魅力的です。

おじさん好きの金井真紀さん。集めも集めたり、渋くていなせなパリのおじさんがいっぱい。おしゃれで、自分の考えをきちんと持っていて、人生を謳歌している。。。

いいですねえ。「この国に来て、わたしは学問の意味を知りました。なぜ学ぶのか。博士になるためではない。世界を理解するため、自分で考えるためです」なんて深いお言葉!

ちょっと怖い見解も。「人間には、人を憎む気持ちがある。権力者がそれを奨励する」憎む気持ちを利用されないように気をつけなければ!

この味わい深い本の出所は、いわた書店の2021年売上ランキング上位10冊です。2017年初版ですが、岩田店長は気に入った本はずっとお勧めする姿勢のようですね。

パリ。いいですね。ドイツはもちろん好きですが、パリの街の魅力は、また格別なものがあります。できれば2週間くらい滞在したい。夢ですが・・・

火事で焼けてしまったノートルダムの在りし日の姿をアップして、今日のところはおひらきといたします。