脳科学者の母が、認知症になる
記憶を失っても、その人がその人らしさをなくすことはありません。認知症は、周囲の理解に寄り、皆が穏やかに幸せに暮らせるようになる、忍耐ではなく愛情を試される病と言えるでしょうか。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
記憶を失っても、その人がその人らしさをなくすことはありません。認知症は、周囲の理解に寄り、皆が穏やかに幸せに暮らせるようになる、忍耐ではなく愛情を試される病と言えるでしょうか。
数学が嫌いという人はかなり多く、この本屋大賞受賞作も「数式」という言葉で毛嫌いして読まない人がいるようです。でもそんな理由でこの愛すべき物語の神髄に触れないのは、あまりにもったいない。
ミシェルさんが人生を振り返り、ファーストレディとしての苦悩と喜び、妻として母として良識を持ち続けた奮闘ぶりが克明に書かれた本です。
色鮮やかなタペストリーから真っ白なベッドカバーまで。一針一針心を込めて縫い上げたパッチワークキルトの作品集。2m四方近くもある大きな作品が多く、その膨大な手仕事を思うと、めまいがします。
日本語の乱れは折に触れ言われることですが、この本はNHKの元アナウンサーが真摯に書いているだけあって、とても説得力があります。「正しい、美しい」ではなく、「分かりやすく、的確に」伝えるという姿勢を貫いていて、ハッとさせられるエピソード満載です。
友人はのたまいました。「それはカレー味の豪華シーフードだね」でも見た目は、ちょっとこじゃれたカレーランチ。G7のVIPが食事をされた場所ということで、強気の値段設定でもお客様は絶えないようです。
ドイツネタにつなげるために、古い和製英語を引っ張りだしました。鼻をかむとかすするとか、あまりキレイな話ではありません。食事中の方は終わってからお読みください。
人は大麻の力を借りないと、俳優として役に憑依したり、作曲家として人智の想像を超えたオリジナルな曲を作ったりすることができないのでしょうか。
家を借りる、試験を受ける、映画を観る、仕事をする、とにかくすんなりと事が運ぶためしがない、ウィーン。彼の地で泣き寝入りはしないと誓った哲学者の奮闘を綴った、怒りと涙と笑い溢れる留学記です。
中国人を嫌うと公言してはばからないサイトがいくつか散見されますが、コロナウィルスの猛威で、さらに拍車がかかりそうで、憂慮しております。国籍による病原菌扱い、嘆かわしいです。