「えんとつ町のプペル」の西野亮廣氏は本気度がハンパないです。

誰もやったことがないこと、まだ誰も知らないこと。そんな「未知の分野に挑戦する」人の前に聳える壁が、いわゆる一般人の《こりかたまった常識》というやつ。偉そうに書いている私自身も、新しいことにはかなり警戒心を抱いてしまう、狭量で小心な人間です。

西野氏の夢を追いかける姿勢は、ホント、ハンパないです。日本中から笑われた夢、と氏は言っていますが、今や常識になりつつあるクラウドファンディングという方法をいち早く取り入れる先見性や、ディズニーを超えてやる! という野心など、エンタメの覇者を目指すにふさわしい、キャラと才能を併せ持っていらっしゃいます。

そんな西野氏の魅力がいっぱい詰まった1冊「ゴミ人間」。文字が大きく行間も広いので、読書が苦手な方にも読みやすい本です。「えんとつ町のプペル」に込められた西野氏の深い思い入れを、じっくり味わってみてください。