ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記
ウクライナの紛争地域の様子が迫真する、16歳の少女の日記。奇遇なことに、少女の興味の対象は日本語と日本のマンガで、強運な彼女は、戦地から脱出し、夢見た国への切符を掴みます。私の16歳当時は、幼かったよなあ。ズラータさん、応援してます!
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
ウクライナの紛争地域の様子が迫真する、16歳の少女の日記。奇遇なことに、少女の興味の対象は日本語と日本のマンガで、強運な彼女は、戦地から脱出し、夢見た国への切符を掴みます。私の16歳当時は、幼かったよなあ。ズラータさん、応援してます!
原田ひ香さんの最新作は「お金のつくりかた」。偽造通貨ではもちろんありません。月2万円の貯金。コツコツと節約してお金を貯め、本当に欲しいものを手に入れる。涙ぐましい努力には心底敬意を払いたくなります。コロナ禍で逼迫している方、ぜひご参考に。
女優で才女で歌もうまくて・・・ うらやましいの宝石箱のような上白石萌音さん。彼女の魅力がぎっしり詰まったエッセイ集、面白かったです。というより、言葉選びの絶妙さに圧倒されました。映画「舞子はレディ」まで観てしまいました・・・
いつものひと言を変えることで、会話が増え、ポテンシャルがあがり、チャレンジが始まる。すると組織が活性化していく。多くのリーダーが安易に使っている言葉が、実は士気を下げたり、ただ困惑させるだけの言い回しであることを理解できる良書です。
絵画や彫刻など、およそアートという範疇で才能が皆無の私は、美術館や博物館で作者に対するリスペクトなどなく、「あ、これ好き!」となれば、ず~~~っと前に陣取り、他の作品は素通りする、大変身勝手な見物人でした。白鳥さんとご一緒させていただいて、改心したいです。
アルツハイマー病を治す奇跡の細胞「フェニックス7」。再生医療は救世主か、それとも悪魔か? 山中伸弥教授のiPS細胞は、その後どんな風に発展しているのか? 医療の繊細な部分と崇高な部分。警察と国家権力の正義と打算。様々な考えが錯綜します。
週刊誌に書かれたトンデモ話。芸能界のゴシップや政財界の権力争い。それらの醜いスキャンダルが、表沙汰にならないよう密かに葬るという、闇のヒーローのような仕事師・日本リスクコントロール社長・寺尾文孝氏。氏の武勇伝をどうぞ。
子供たちの言葉を奪う社会の病理。失われた国語力を再生できるか? 具体的な方法は? 既に取り組んでいる良心的な学校はどこ? 大事な「言葉」について真剣に考えさせてくれる渾身のルポタージュ。これはもうゼッタイ読むべきです。
14歳のヤングケアラーの小説は、ブレイディみかこさんが実際に目にした、限りなくリアルに近い創作なのでしょう。おそらく著者は、大評判になった「ぼくはホワイト・・・」より、こちらの世界を世に問い、訴え、変えたい、というのが本音ではないかと想像します。
辺境ノンフィクション作家の超ド級語学体験記! 語学上達のヒントというより、自分の目標・夢・野望を叶えるための心構え、みたいなものが伝わってくる、面白くてためになる1冊です。リンガラ語のテキストを自作されたなど、著者は天才に限りなく近い秀才です。