ジレンマ 外食したいけれど・・・

私は未来を読んでいる? 今日は2020年9月20日です。

今日の朝日新聞の天声人語は、私にはツライ内容でした。

「貴方のお気に入りの店がまだ存在するなら、『今』行ってあげてください」

はい、行きたいのはやまやまです。できれば、遠方に住む友人達を招待して、大いに飲み食いしたいです。でも、状況的にも財政的にも、今は慎むべき事態になっておりまして・・・

父が誤嚥性肺炎で入院しており、お見舞いに行くことさえ、ままなりません。他府県に住む弟が心配して、我が家に駆けつけたのですが、”他府県人との濃厚接触者”となってしまい、主治医から呼び出されて、父の病状を伺うために病院に行くと、ほとんどバイキン扱い。別室に一時隔離され、病院関係者は防護服を着用しており、コロナに対するものものしい警戒感が如実でした。

そんなわけでしばらくは、他府県には出かけず、他府県者との接触も避けなければなりません。私の友人知人が大勢いる関西圏からの訪問者も、同じ理由で一時ストップ。我が家の近くに、わざわざ大阪や奈良・神戸からでも食べに来たいという、美味しい「焼肉屋」があるのですが、友人達には、当分おあずけにしてもらっています。

人気店なので、閉店の憂き目には遭わないと信じておりますが、なんとも世知辛い世の中になってしまいましたね。

写真に掲載した「武漢日記」を今読んでいます。イタリアで感染パニックが起きていた頃、「あなたの父上は80歳を超えているので、残念ながら治療をお引き受けできません。ベッドが足りないので、若いコロナ患者が優先されます」という恐ろしい命の選別が行われている記事を読んで、愕然としたことがあります。武漢日記には、医療従事者の死亡ケースが多く取り上げられ、イタリアのような事態は、現段階では見かけませんが、後半どんな展開が待っているか。緊迫しながら読んでいます。

方方氏がブログで綴った、封鎖下60日の魂の記録。次回のブログでご報告させていただきますね。