「雲を紡ぐ」を読みました!
家族の再生、ものづくりの素晴らしさ、盛岡の魅力。。。慎重に糸を紡いで丁寧に織り上げていった極上の布のような、そんな素敵なストーリーです。私は読みながら何度か感極まりました。
家族の再生、ものづくりの素晴らしさ、盛岡の魅力。。。慎重に糸を紡いで丁寧に織り上げていった極上の布のような、そんな素敵なストーリーです。私は読みながら何度か感極まりました。
200冊以上あるという邱永漢氏の著書の中で、林真理子さんが強く推薦されていたのを読み、手に取りました。邱飯店のメニューも良いですが、ルールも秀逸です。科学信仰にも小さく警鐘を鳴らしてみました。
2003年発行の本ですが、ムショの中を赤裸々に綴った内容は、多分色あせていないと思います。「ケーキの切れない非行少年たち」に紹介があったので読んでみましたが、しばしば沈思黙考させる良書でした。
レイシスト増大阻止。この「親子の成長物語」には、あらゆる差別意識に対する”傾向と対策”がつまっています。パンクな母親と冷静な息子。自分の子供がこんな風に育つのだったら、子供を産んでおくのだったと、後悔することしきりです。
児童精神科医である著者・宮口幸治氏は多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いることに気づきます。ケーキを等分に切ることすらできない「境界知能の人々」を救う超実践的なメソッドが、この本では紹介されています。
新型コロナウイルスの蔓延による1100万都市のロックダウン。その封鎖下で一人の女性作家が書き始めた実情を訴える日記が「億単位」の読者を励まし続けた。その魂の記録です。
2020年9月20日の天声人語で、お気に入りのレストランに「今」行きましょう、という呼びかけがありました。父が誤嚥性肺炎で入院しているため、残念ながら応えることができません。
ドイチェスエック(ドイツの角っこ)があるコブレンツ。ライン川とモーゼル川が合流するこの場所は、ドイツ人にとっても憧れの訪問地です。
林真理子さんの動画配信チャンネル「マリコ書房」で紹介されていた本の、同じ著者による作品を読みました。推薦図書は既に貸し出し中だったのです。でもこれも”当り”。敗者復活戦の物語、じんわり心に沁みます。
日本の戦後最大未解決事件「グリコ・森永事件」を根底に描かれた、圧倒的リアリティで迫る傑作「罪の声」。そして塩田氏の元新聞記者という身分が、現代の情報の怖さ・脆さを巧みに描いた「歪んだ波紋」。どちらも読ませます。