日本人はマジメすぎ?

たくさんの一人称や二人称が存在する日本語はムダが多過ぎるのでしょうか? いいえ、ちゃんと理由があります。日本語のサラブレッド・金田一秀穂先生の著書は分かりやすく滋味深いです。

マカン・マランの口福

23時にオープンするという夜食のカフェ。ドラァグクイーンが店主という設定もいわくありげで、興味をそそります。そしてなんと言っても美味しそうなお料理のなんと魅惑的なこと。グルメ本にしたい小説です。

海堂尊氏が書く感染症パニック

「チーム・バチスタの栄光」で華々しくデビューした海堂尊氏による、コロナパンデミックを予言したかのようなパニック小説。その「ナニワ・モンスター」にもあの”白鳥”が登場? 詳しくは読んでのお楽しみです。

南杏子先生の世界

「サイレント・ブレス」「いのちの停車場」「ディア・ペイシェント」いずれも現役医師の筆による感動・感涙作品ばかり。大切な人や自分の最後をいかに迎えるか、真剣に考えてみましょう。

二人の薫

髙村薫氏と北村薫氏。お二人の共通点は直木賞作家。でも作風は性別が逆ではないの? と思えるほど、片やハードボイルド、片やほのぼの路線。昔、私が混乱したお二人の作家のお話です。

阿川佐和子の「力」シリーズ

「聞く力」「叱られる力」「看る力」の文春新書の力シリーズ。インタビュアーとして評価の高い阿川佐和子さんのコミュニケーション術を余すところなくご披露いただいています。介護の話も絶品です。

そろそろ老活

一応まだ50代の私ですが、折り返し地点は過ぎているので、心は老後に飛ぶことがままあります。70歳は想定可能な近未来。どんな70歳を目指すべきかを教えてくれる本でした。