世界遺産 ヴィース教会

ヴィース教会 巡礼地のひとつです。

ドイツ観光の目玉、ノイシュバンシュタイン城に行ったら、ぜひ少し足を伸ばして訪れていただきたいのが、ここ、ヴィース教会。れっきとした世界遺産です。ちなみに、ドイツで一番観光客を誘致しているノイシュバンシュタイン城は世界遺産には登録されていません。なぜなんでしょうね。

ヴィース教会はノイシュバンシュタイン城をフュッセンの街から行く時に使うバス道の支線沿線上にあります。まあ、とにかく、当地で地図を見れば、「あ、少し遠回りをすればいいのね」ってなことで行けます。

バスが走るのは、のどかな田舎道で、周りにはこれといったものがないのですが、教会の中は圧倒される豪華さです。日本のお寺の中は《キンキラキン》が多いですが、ヨーロッパの教会でカトリック系のところは、大体豪華な装飾がされています。プロテスタント系はどちらかと言うとシンプルですが。

このヴィース教会には「鞭打たれる姿のキリスト像」が涙を流すという奇跡を起こした、という像があります。その像を安置するために建造されたため、巡礼する人が今も尚いるわけです。外見はシンプルですが、中は写真のような絢爛さです。

ドイツ観光をツアーで行かれる方は、多分ノイシュバンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城がセットのパターンで、この少し辺鄙な場所にある世界遺産を訪れることはないかもしれませんが、フリーツアーの方にはぜひオススメ。眼福、眼福です。