世界を動かす気候活動家

グレタ たったひとりのストライキ

私はみなさんに、パニックになってほしいと思っています。みなさんの家が燃えているかのように行動してほしいのです。それはよくない考えだと、大勢の人々から言われました。(帯の後ろ側より抜粋) 

さて、今や世界で最も有名なスウェーデン人と言っても過言ではないくらい、精力的な活動を続けている少女。アメリカ・タイム誌の「今年の人」にも選ばれました。そのグレタさんの家族や生い立ちについて書かれた衝撃の1冊です。

環境保護やリサイクル、エコノミーでエコロジーな暮らしは、自分なりにモットーとして生きてきたつもりでしたが、この本を読んだ鮮烈な印象で、私は今、大いに悩んでいます。

飛行機に乗るのをやめること。これは私の仕事である「ドイツ」に関わってくることで、宣言してしまうのは、あまりにリスクが大きい。

電気自動車を買うこと。フリーランスでローンが組めない私は、ニコニコ現金払いでしか、大きな買い物ができません。さらに三重県民としては、HONDA の車にこだわりたい。でもホンダの電気自動車は、まだ発売されていないのです。いずれにしても、そんな大金は持ち合わせていないのですが・・・

そんなわけで、グレタさんにはせせら笑われそうですが、当面飛行機での旅行はしない、車は最小限しか乗らない、という2つのことを自分に課すことにしました。

食生活は、相変わらず「牛肉」も食べていますねぇ。だって、松阪牛、おいしいんだもん。ビーガンは無理でも、せめてベジタリアンに近づくよう、努力したいと思います。

この本は最初、図書館で借りて、完読感激してから本屋さんに行き、1冊は自分用、1冊は贈り物用に買いました。但し、その時は品切れで、重版がかかるか分からないと言われていたのですが、無事増刷されたようで、ちゃんと入手できました。

いい本がたくさんの人に読まれるのは、ホントにうれしいニュースです。