旅に行きたい!
GoToトラベルの中止が決まりましたね。コロナさえなければどこかへ出かけたいのですが、これはきっと「ステイホームして本を読みなさい」という啓示かもしれません。というわけで、旅の本の紹介です。
愛してやまない本のこと、言葉のこと、そしてドイツに関することを綴ったブログです。
GoToトラベルの中止が決まりましたね。コロナさえなければどこかへ出かけたいのですが、これはきっと「ステイホームして本を読みなさい」という啓示かもしれません。というわけで、旅の本の紹介です。
世の中を真摯にそして斜めに睨み続ける《至高のコラムニスト》が雨後の筍のごとく湧いて出る様々な問題を、舌鋒鋭く、ユーモアいっぱいに斬り捨てる。いやあ、面白い本でした。
科学や医療技術の発達で性別が超えられるようになれば、果たしてそんな未来はユートピアなのか? 父乳とかロボットで怪力とか、面白い発想が笑いと思慮を誘う、興味深い本です。
平成16年、懲役刑を受けて出所した沖が暴走を始めた矢先、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡が沖に接近し…。「孤狼の血」シリーズ完結編。将来の映画化もほぼ決定でしょう。
なぜ、宮部みゆき氏は「火車」で直木賞が取れなかったのか。これはもうミステリーファンなら選考委員の面々を笑いものにするくらい、不思議というより《オバカ》な話です。極上のサスペンスをどうぞ。
活字ばっかりの本に疲れたら、絵本はいかがですか? 素敵な本を紹介してもらったのをきっかけに、あと2冊、これまでに読んだオススメを思い出して綴ってみました。
「一人称単数」のある言葉に惹かれ、私の生活ポリシー「持っているものは、皆まんべんなく使ってあげる」について綴りました。説教するつもりはないですが、作った人の想いを大切にしたいと、常々考えております。
中学生が学校内で死んでいるのが発見される。現実には絶対あってほしくないですが、実際に起こっている事案です。それをリアルタッチで書いた奥田英朗氏と「学校内裁判」というオハナシに仕立てた宮部みゆき氏。どちらも力作です。
「俺はもう家族も会社も信じない」主人公の鉄平の前に現れる不可思議な現実が、オハナシではなく現実味あるストーリーとして胸に迫ります。直木賞作家・白石一文氏、文句なしの最高傑作です。
2021年秋、ロードショーが決定している「総理の夫」の原作を読みました。なんだか理想的に過ぎる女性総理大臣で、マンガチックな印象が・・・政界エンターテイメントですね。気楽に読めます。