Book一覧

宗教がテーマの本・2種

宗教を作る話と、宗教にはまる話。どちらも興味深いテーマです。マルチ商法とか投資詐欺など、お金に執着する人の末路は、あまりみっともいいもんじゃありません。万人がささやかな幸せで満足するユートピア。夢でしかないのでしょうか。

人は、なぜ他人を許せないのか?

世の中に渦巻く「許せない」感情はなぜ生まれるのか? 歪んだ正義感の裏に潜む驚くべき脳の構造に迫った本書。自分は絶対正しい、他人の言動が許せない。そんな狭量に陥っている人を見かけたら、要注意です。

相場英雄さんの意外な一面?!

社会派ミステリー「震える牛」を読み返しました。現実と引き合わせて考えると、なんともオソロシイ小説です。「クランクイン」は打って変わって、楽しいエンターテインメント。映画を観る目が変わります。

インフラ整備は果たして善か?

人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡がインドの寒村へマザークリスタルを求めて赴き、謎の少女に出会う。彼女は女神か、あるいは魔女か? 貧富の差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造。世界の縮図を篠田氏が克明にドラマチックに描きました。