山中伸弥先生の推薦本「仕事は楽しいかね?」デイル・ドーテン著

天才の読んでいる本は難解かと思いきや、これが本当に分かりやすいのです。アメリカで大手優良企業を顧客に持つ、マーケティングリサーチ会社を起業されたデイル・ドーテン氏。それぞれのクライアントが如何にして大きく有名になり、今なお元気に企業活動を続けているのか、その理由が明快に描かれています。

たまたま私が借りた本は2冊に分かれていたため、この1冊目を読み終わって、急遽「2」も借りてきました。

「1」は起業のきっかけになるアイディアがもりだくさん! 山中先生が ips 細胞を見つけるに至ったのも、この本に触発されてだろうなあ、と深くうなずきたくなる《金言》が随所に見られます。

「2」は主に《優秀な管理者とは?》という視点で書かれていて、社長でなくても、部長・課長・班長やリーダーなど、1人でも自分に部下がいるなら、とても参考になる「上司と部下の理想の関係」を説いています。

年頭から仕事が楽しくなる本に出会って、とてもハッピーです。

山中伸弥先生、良い本を教えていただき、感謝申し上げます。