幸せを追求するのは当たり前のことです。ハッピーな気分を味わうために私たち人間は様々な研究をし、努力を重ね、いろいろな「便利」を生み出してきました。
ハッピー、それ自体はいいことですが、長くその中にとどまり続けることはできません。
ず~っと怠惰なままでいれば、いろんな病気が現れます。
もちろん、ストレスばっかりが続くのも、不健康であるのは自明の通り。
適度なストレスの後の幸福感、このバランスが大切なようです。
さて、ハンセン先生の本国・スウェーデンで「スマホ脳」より読まれた本、「運動脳」の内容は強烈です。
この本が世界に浸透すると、薬品メーカーが次々と倒産しそうです。
少なくとも、認知症を《止める》《治す》薬を開発するために、莫大な研究開発費を投じてきた医薬品会社にとって、この本の内容は『噴飯もの』でしょう。
実際、抗うつ剤のメーカーは、この事実を黙殺、スルーしてしまいました。
先ごろアルツハイマーの初期に有効な薬が認可されましたが、そんなものにお金を使わなくても、簡単に前頭葉を元気にする方法がちゃんとあるんです。
運動。なんてフツーな、そして、なんて健康的な解決策!
私は実年齢より若く(幼く?)見られる傾向があるのですが、どうやら理由がわかってきました。
よく歩いているから。これに尽きそうです。
今までの住環境は全て、駅に近い物件より、少し遠めの所。これは値段的な理由が最大でしたが、このことが私の健康維持に役立っていたのだなあと、今しみじみわかります。
元来のケチさに加えて、環境への悪影響回避のため、なるべく車に乗らずに「歩く」。
わざわざジムに行かなくても、お散歩で運動不足が解消され、気分転換になり。
しかも脳の老化も防ぐと、ハンセン先生は科学的に証明し、太鼓判を押してくれました。
ホンマかいな? と疑心暗鬼を生じているなら、歩くんはシンドイと敬遠されるなら、とにかくこの「運動脳」を一読してください。薬品会社が握りつぶしたい事実が列挙されていて、私は未来に少し希望を見出すことができましたよ。