村上春樹氏ははたしてグルメか?
村上春樹氏のTシャツコレクションの写真がふんだんに掲載された著書「村上T」。その中で氏がアイスランドをお気に入りとのことで、私の彼の地の滞在エピソードを踏まえ、氏は美食家だろうかということを少し考えてみました。
村上春樹氏のTシャツコレクションの写真がふんだんに掲載された著書「村上T」。その中で氏がアイスランドをお気に入りとのことで、私の彼の地の滞在エピソードを踏まえ、氏は美食家だろうかということを少し考えてみました。
世界遺産の域内にはエレベーター設置が禁止されているという事実。写真の風景も階段と梯子を登って、やっとたどり着いたご褒美の景観でした。どうしようもない時は人に頼る。コロナ禍で大変な時ですが、人とのつながりを大切にしたいものです。
農業を取り扱った小説は、以前紹介した篠田節子さんの「女たちのジハード」に一部分ありましたが、このストロベリーライフは、ほぼ全面「アグリカルチャー」。かなり取材の実体験が伺える、リアルで楽しいストーリーです。
たくさんの一人称や二人称が存在する日本語はムダが多過ぎるのでしょうか? いいえ、ちゃんと理由があります。日本語のサラブレッド・金田一秀穂先生の著書は分かりやすく滋味深いです。
23時にオープンするという夜食のカフェ。ドラァグクイーンが店主という設定もいわくありげで、興味をそそります。そしてなんと言っても美味しそうなお料理のなんと魅惑的なこと。グルメ本にしたい小説です。
「チーム・バチスタの栄光」で華々しくデビューした海堂尊氏による、コロナパンデミックを予言したかのようなパニック小説。その「ナニワ・モンスター」にもあの”白鳥”が登場? 詳しくは読んでのお楽しみです。
「サイレント・ブレス」「いのちの停車場」「ディア・ペイシェント」いずれも現役医師の筆による感動・感涙作品ばかり。大切な人や自分の最後をいかに迎えるか、真剣に考えてみましょう。
2017年に識字障害をカミングアウトされた柳家花緑さん。この著書の存在は鎌田實先生のブログで知りました。発達障害のある方に勇気を! 心が潤う良書です。
髙村薫氏と北村薫氏。お二人の共通点は直木賞作家。でも作風は性別が逆ではないの? と思えるほど、片やハードボイルド、片やほのぼの路線。昔、私が混乱したお二人の作家のお話です。
「聞く力」「叱られる力」「看る力」の文春新書の力シリーズ。インタビュアーとして評価の高い阿川佐和子さんのコミュニケーション術を余すところなくご披露いただいています。介護の話も絶品です。